確率過程に目覚める

今日会社の先輩に「MBAを取得したあとはどうするんだ」
と問われ、本当は今すぐ転職したい気持ちでいっぱい
だったけれどとりあえず、「将来のことはわからないが、
転職の可能性もありえなくはない」旨をつたえる。
僕の言葉をきいて「この会社じゃないほうがいいかもね」
といってくれる。


なんだか複雑な気持ちになってしまい、いつもよりも
仕事をがんばってみる。明日までの予定だったドキュメント
を提出して、今日も定時に会社を出て駅までダッシュ


予想よりも早くついてしまったので、とりあえずぱらぱらと
教科書を眺めていた。
今日は競争戦略の授業と確率統計の授業。


まず競争戦略の授業が始まる。正確には組織論的なことを
経済学の側面から学ぶ感じ。熱く語る先生の口調とは裏腹に
だんだん僕の意識が遠のいていく・・・・。
眠い。


そんなわけで、疲れてあんまり授業に身が入らなく、授業
が終わってしまった。その次は確率統計の授業。
こちらも正確にはファイナンスの確率過程に関する授業。
先生いわく「”確率”と”統計”は全然別の学問」らしい。
確率=数学で、統計=統計学という分類。


前の時間の休養が利いたらしく、この時間はかなり頭がさえていた。
しかも授業内容がおもしろい。「最終的な目標は君らが今後
ファイナンスを学んでいくにあたり、何の苦労もなくツール
として数学を使えるようになること」といってくれた。
非常にありがたい一言。
これで僕の数学地獄から逃れられるのなら、ついていきます、
先生!って感じです。


今までの授業で何気なく学んでいたことが厳密に数学の
側面から説明してくれる。キーワードとしては非常に
簡単な”期待値”とか”分散”とかを正規分布やら、
対数収益率といった言葉で説明。


そんなわけであっという間に授業の時間が終わった。
最初は授業名に若干不安を感じながらも、やっぱり
とってよかった。
数冊確率過程に関する参考書を買ったけれど、この授業
の後やってみると、すんなり頭に入ってくるかもしれない。


授業が終わって、今日はまっすぐ帰宅。
そして少しリアルオプションの文献を読んで、
急激な眠気がしてきたので、今日は早めに寝ることにする。


明日はアセットプライシングとVARの授業。こちらも
かなり楽しみな授業。


あー、いい一日だった、ような気がする。
明日もいい一日でありますように。