久しぶりの授業開始

今日は授業開始日なので、とっととつまらない仕事を
終わらして授業に向かう、つもりだったけれどなんだか
怪しい雰囲気になってきた。午後すぐに他部署と今
進行中のプロジェクトの打ち合わせをやったのだけれど、
ぜんぜんかみ合わない。


こっちもゆずらない、あいてもゆずらない。
っていうか両方の目指してる方向性が違うんだし、
最初から連携なんて考えなければいいのに。


打ち合わせが終わってからも担当者レベルで話し合いが
延々と続く。定時になったので、ぞばにいた先輩にだけ
そっと「帰ります」と伝えてドアに向かってダッシュ


今日の授業は20時からなので特に急ぐ必要もなかった
のだけれど、変なことに巻き込まれるのがいやだった
から逃げ帰ってきた。


学校に着くといつもの飲み友達二人が先に来ていた。
そのうちの一人は今日から始まるゼミも一緒。しばらく
三人で話していると、同期のみんながぞろぞろと集まって
きた。みんなで話しているとホント落ち着く。
会社と大違い。


授業が始まる時間になったので、みんなに挨拶をして
教室に向かった。ゼミの先生がいわくつきの人なので、
少しおびえながら教室で待っていると先生が入ってきて
ひととおり下ネタを交えながらの挨拶をした。


どうやら先生は今年度の前半で外国に行ってしまう模様。
どうなるの僕らの論文はなんて思いながら、今後のゼミ
の方向性を提案してきた。


とりあえず論文の面倒は見れないけれども、今後論文を
かけるような準備作業だけは手伝ってくれるとの事。
ゼミの方向性が決まったところで、今年の秋に卒業する
学生の論文の中間発表を行った。


うーん、さっぱりわからん。数式がとりあえず並んでいるのは
わかるが。いままでの数学の成果が・・・・。
なんて思っていると先生もいまいちよくわからなかったらしく、
ひたすら質問攻め。
おかげでなんとなく論文の趣旨わかった気がした。
ありがとう、先生。思ったよりいい人じゃない。


発表が終わりそうなところで、先生が「で、結論は。
まさかこれが結論じゃないよね」と言うと発表者が
「すみません、コレが結論です」
すぐさま先生は「ぜんぜん面白くない。面白くかこうって
気ある?」の一言


面白いよ先生、あんたが。すっかりこの先生が気に入って
しまった。そのあとも質問が続く。
「ところで、どこにリアルオプションが使われているのか
さっぱりわからないんだが」と先生が言うと、発表者は
黙ってしまう。


それでも最後に助け舟を出して、次の授業
までの宿題に。あと、新しくゼミに入ってきた人たちの
宿題は各自のテーマをぼんやりとでもよいから発表できる
状態にしておくこと。


その後ゼミの友人たちと大学院のすぐしたの階にあるバーで
軽く飲んだ後帰宅。


なんとなく、リアルオプションが好きに慣れそうな気がする
日でした。